近年、日本からアフリカ向けの輸送についてお問い合わせをいただく機会が増えています。
実際にNext Starでも最近、
- ケニア・モンバサ向け中古車輸送
- コートジボワール向けバイク輸送
など、アフリカ向け物流のご相談・輸送案件を取り扱いました。
アフリカでは日本の中古車、バイク、機械、スペアパーツなどへの需要があります。
一方、「アフリカ」と一括りにして輸送を考えることはできません。
東アフリカと西アフリカでは主要港も輸送ルートも異なり、さらに国ごとに輸入規制や必要書類も変わります。
今回は、実際の物流現場の視点から「日本からアフリカへ貨物を輸出する方法」を解説します。
日本からアフリカへ何を輸送できる?
アフリカ向けでは、さまざまな日本製品・中古品が輸送されています。
代表的なものとして、
- 中古車
- EV・ハイブリッド車
- オートバイ
- 自動車・バイク部品
- 建設機械
- 工作機械
- 産業機械
- 発電機
- 日用品
- 日本製品
- プロジェクトカーゴ
などがあります。
貨物によってRORO、FCL、LCLなど輸送方法を使い分けることが重要です。
東アフリカの重要港「モンバサ」
ケニア向け物流で重要なのが**Port of Mombasa(モンバサ港)**です。
日本からケニアへ中古車を輸出する場合にも、モンバサは主要な仕向港となります。
さらに東アフリカ物流では、港がある国だけを見るのではなく、その先の内陸輸送まで考えることが重要です。
貨物や案件によっては、港到着後に周辺内陸国へ輸送されるケースもあります。
そのため、
「日本 → アフリカの港」
だけではなく、
「日本 → アフリカの港 → 最終仕向地」
という視点で物流設計を行う必要があります。
ケニア向け中古車輸出には注意が必要
中古車の場合、「船に載せられる=輸入できる」ではありません。
ケニアでは中古車について年式、右ハンドル、車両状態、検査などの条件があります。
そのため、日本で車両を購入する段階から、
- 車両が現地規制を満たしているか
- 必要な検査を受けられるか
- 必要書類が揃っているか
- 希望する船会社で輸送できるか
を確認しておくことが重要です。
購入後に「この車は輸入条件を満たしていなかった」と判明すると、大きな損失につながる可能性があります。
中古車はROROとコンテナのどちらで輸送する?
中古車輸送では主に、
RORO船
または
コンテナ(FCL)
を利用します。
ROROは自走可能な車両を専用船へ積み込む方法で、中古車輸出では代表的な輸送方法です。
一方、コンテナ輸送には、
- 車両を外部環境から保護しやすい
- 高級車にも適している
- 条件次第で部品等を一緒に輸送できる
といったメリットがあります。
車種、仕向地、スケジュール、運賃などを比較して輸送方法を決定します。
コートジボワール向けバイク輸送
西アフリカ向けでは、中古車だけでなく日本製バイクについても輸送需要があります。
Next Starでもコートジボワール向けのバイク輸送を取り扱いました。
バイク1台だけを輸送する場合、必ずしもコンテナ1本を利用する必要はありません。
条件が合えばLCL(混載輸送)を利用することで、1台・少量から輸送できる可能性があります。
一般的には、
- 日本国内でバイクを引き取る
- 輸出用に梱包する
- 輸出通関を行う
- CFSへ搬入する
- 他の貨物とコンテナへ混載する
- 海上輸送
- 現地港で輸入通関・引取り
という流れになります。
バイク輸送では梱包が重要
バイクのLCL輸送では、輸送そのものだけでなく梱包品質も重要です。
混載コンテナでは他の貨物と一緒に輸送されるため、
- 木枠梱包
- 固定
- 車体保護
- 突起部分の養生
などを適切に行います。
バイク本体の価格だけを見れば安くても、輸送中に破損してしまえば意味がありません。
そのため、海上運賃だけでなく「どのような状態で目的地まで運ぶか」まで考える必要があります。
アフリカ向けFCL・LCL輸送
一般貨物や機械については、主にFCLまたはLCLを利用します。
FCL
コンテナ1本を1荷主で使用します。
大量貨物、機械、複数台の車両・バイクなどに適しています。
LCL
1本のコンテナを複数荷主で共有します。
小口貨物、スペアパーツ、バイクなど、コンテナ1本に満たない貨物で有効です。
「アフリカ向けだからFCL」というわけではなく、貨物量と仕向地によって最適な方法を選択します。
アフリカ向け輸送で重要なのは「現地確認」
アフリカ向け物流では、輸送費だけを比較するのは危険です。
重要なのは、
- 輸入規制
- 必要書類
- 車両規制
- 船積前検査
- 現地税関
- 港湾費用
- 現地代理店
- 最終配送
まで確認することです。
特に中古車、バイク、中古機械などは国によって輸入条件が大きく異なるため、商品を購入する前に物流会社へ相談することをおすすめします。
アフリカ向け物流は「現地ネットワーク」が重要
アフリカ向け輸送では、日本側の輸出手配だけでは完結しません。
貨物が港へ到着した後には、
輸入通関 → 港湾作業 → 貨物引取り → 国内配送
という工程があります。
そのため、現地代理店や物流ネットワークとの連携が非常に重要です。
単純に「安い船会社を探す」だけではなく、出発地から最終目的地まで貨物を動かせる物流体制を構築することが重要になります。
Next Starのアフリカ向け物流サービス
Next Starでは、日本からアフリカ向けの国際輸送についてご相談いただけます。
対応サービスは、
- 中古車輸送
- EV・ハイブリッド車輸送
- バイク輸送
- 自動車・バイク部品
- 一般貨物
- 産業機械・重量物
- RORO
- FCL
- LCL
- 日本国内集荷
- 輸出梱包
- コンテナバンニング
- ラッシング
- 輸出通関
- 海上輸送
などです。
「日本で購入した商品をアフリカまで送りたい」
「中古車をモンバサへ輸送したい」
「バイク1台を西アフリカへ送りたい」
「アフリカ向けFCLの料金を知りたい」
といった段階からご相談いただけます。
まとめ|日本からアフリカへの輸送をご検討の方へ
アフリカ向け物流では、単に海上運賃を確認するだけでは十分ではありません。
東アフリカ、西アフリカなど地域によって物流ルートが異なり、さらに国ごとに輸入規制や必要書類も変わります。
特に中古車・バイク・中古機械などでは、購入前に輸入条件と輸送方法を確認することが重要です。
Next Starでは、実際のアフリカ向け案件で培った経験と国際物流ネットワークを活用し、日本国内での引取りから輸出通関、RORO・FCL・LCL海上輸送まで一貫してサポートいたします。
日本からケニア・コートジボワールをはじめとするアフリカ各国への輸送をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。



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